抗原検査とは(鼻スワブ型)
抗原検査は、新型コロナウイルスに”今”感染しているかどうかがわかる検査です。

抗原検査は、新型コロナウイルスに対する抗体を用いて抗原を見つける検査で、感染のマーカーとして、ウイルス表面のタンパク質の断片を検出して検査を行います。抗原は一般的に、感染後の急性期に上気道の検体から検出することができます。PCR検査とともに、新型コロナウイルス感染症の判定に用いることができます。そのため新型コロナウイルス感染症と思われる症状が発症した方でも、発症2日目~9日目の間にこの検査で陰性となった場合には、その時点では新型コロナウイルス感染症ではないということになります。
こんな方へおすすめします
- 体調が優れず、もしかしてコロナに感染したのでは…と不安になっている方
- 営業職やサービス業で人と接触機会の多い方
- 電車通勤で不特定多数と接触機会のある方
- 感染者と濃厚接触した可能性がある方
- 流行地域への渡航や居住歴があり、自宅で不安を感じている方
- 電話相談窓口がなかなか繋がらず自宅療養が続き不安を感じている方
- PCR検査をすぐに受けられずに自宅で不安を感じている方
- 社内クラスターにならないように万が一の時に予め社員に配布していきたいと考えている企業
検査方法・検査結果

キット内容
①スワブ
②チューブ
③サンプル処理液(バッファー容器)
④検査キット本体
・取り扱い説明書
・検査結果報告用QRコード が同梱
※検査キットの種類は毎回異なります

バッファー容器の先端部をねじって取り外し、中にあるサンプル処理液をすべてチューブの中に移し替えます。

スワブを患者の両鼻腔に差し込みます。スワブの先端が鼻腔入口部から2.5cm(1インチ)程度奥までとどくようにし、両方の鼻腔の粘膜と細胞がきちんと採取できるよう、粘膜に沿って5回スワブを回転させます。

スワブをチューブの中に差し込み、サンプル処理液の中で10秒以上スワブをチューブの底に押し当てて3回回してから、スワブを取り出します。最後に、キャップをしっかりとチューブに差し込みます。

検査キット本体を取り出し、清潔で平らな場所に設置します。チューブをやさしく絞り、中の検体を検体穴へ3滴注入します。

注入後15分から20分の間に結果を確認します。

陽性:2本の線が現れます。
1本はコントロールライン(C)近辺に出現
1本はテストライン(T)周辺に出現
陰性:コントロールライン(C)近辺に1本だけ線が現れます。
無効:コントロールライン(C)近辺線が現れない場合は無効です。
抗原検査キットについて

抗原検査キットはSARS-CoV-2由来のヌクレオカプシドタンパク質の定性的検出を行う為の試薬キットです。COVID-19感染の疑いのある患者から鼻咽頭スワブにより直接採取した検体や採取後培養した検体からイムノクロマト法により検出します。JOYSBIO抗原検査キットはSARS-CoVとの反応性が確認されています。
製品概要
製品名 | 新型コロナウイルス抗原検査キット(Colloidal Gold) |
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キット内容 | スワブ×1、チューブ×1、サンプル処理液(バッファー容器)×1、検査キット本体×1 |
保管期間 | 24カ月 |
保管条件 | 2〜30℃(室温) |
検体採取方法 | 鼻咽頭スワブ |
製造元 | JOYSBIO(Tianjin) Biotechnology Co.,Ltd. |
注意事項
- 当製品の使用は体外診断用医薬品ではなく研究用試薬になるため、新型コロナウイルスの診断確定に使用するものではありません。
- 新型コロナウイルス感染を疑う症状があると不安を感じている方に対して、感染有無判定の参考として使用してください。抗原検査の結果は、SARS-CoV-2感染の診断や治療の目的として使用しないでください。
- 本製品は既往感染や減症感染を区別できない抗体検査の不足を補い、新型コロナウイルス感染者に臨床診断の補助として使用します。結果が陰性の場合でも、心配であればPCR検査をお勧めします。臨床診断としては使用できません。